こどもの前歯が少なかった話

子育て

長男を産んでしばらくして前歯が生え始めた。
上の歯がちょこんと生えて下の歯も、という時点でなんか変だなとは思っていた。
どんどん歯が生えそろう中、下の歯4本の位置にきれいに3本並んでいる。
完全にここにもう1本生えてくるのは無理に見えた。

そして、子どもの歯はやはり生えてこなかった。
「先天性欠損歯(先欠歯)」と呼ぶらしい。調べて分かったけど、10人に1人の子どもに「足りない歯」があるらしい。
上の歯じゃなかったし、まだ小さかったから、そのままにするしかなかった。

ちょっとイヤな思い出もある。
2~3歳のころかな?子どもの歯が生えそろい、やっぱり3本で確定だなと思ったとき、妊娠中の栄養が悪かったかな~とか色々考えて落ち込んだ。
それで仲の良いおばさんと雑談したときに

「ちょっと歯が足りないんですよね~」

と、ちょっと凹んでるのを悟られないよう話した。すると

「あら、そうなの?奇形じゃん~!」

って…ちょっと昔の人だからなんとなく言っただけで悪気ないんだけど心に引っかかってしまった。
「奇形」っていうほどでは…
いや、意味を調べたら「珍しい形。奇妙な形。」ということだから間違いでもないけどさ。
元気に育ってるから!この子ちゃんと生きてますし!!
妊娠中も栄養はかたよった時もあるけど頑張ってたし!!
と思ったら、なんか色々不安はあるけど、欠損した歯だけに目を向けるのはやめようって思った。

小学生になり周りの子の歯が抜け代わるのを見て、もしも…ってことばかり考えてた。
だけど、小1の時に腕を骨折してレントゲンを撮ったときに、ついでに写った歯がちょっと気持ち悪いぐらいあったから、なんか大丈夫かもと思って何かは生えると考えるようにした。

実際に下の歯が抜けた時、その下の歯が生えるかがちょっとまた不安にはなったけど、
結局、下の歯は位置は悪いけど4本生えそろい一安心。

もし同じようなことで悩んでる人がいたら、悩みすぎないでとも思う。
10人に1人って結構多いし、今写真見ても当時のわが子は歯に関係なく可愛いし、
悩みすぎても良くなかったと自分で自分のことを思うから。

そして、「先天性欠如歯」を調べてうっかりこんなブログを見ているのだったら
よくやってるな自分と自分で自分のことをほめてあげてほしい。
がんばりすぎるなと言ってもがんばらないといけない時もあって、
私は代わってあげれないけど応援してます♪

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